夢のあるものを売る“まっちゃまち”~松屋町筋商店街【花火編】~

どこかで見た懐かしい風景


‟まっちゃまち”という名前を聞いたことはありますか?

大阪の方ならピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。大阪市中央区、ひな人形や駄菓子、花火などの卸問屋のお店が立ち並ぶ「松屋町(まつやまち)」のことを、親しみを込めて呼んだ名前です。

今回は友達と「夏の終わりに手持ち花火大会をしよう!」ということで、買い出しに「松屋町筋商店街」におじゃましてきました♪


1.レトロな味わいが溢れる店内


所狭しと並ぶ昔懐かしい商品の数々。

今の季節は、夏の夜空を彩る花火でいっぱいです。「200円」、「400円」と手書きの値札が貼られた花火がカゴに入れられ、そこかしこに並べられています。色とりどりの花火は目にも鮮やか!

まるで駄菓子屋さんにいるような気分に。見ているだけで、童心に返ってわくわくしてしまいます♪



2.昔ながらの顔と顔を合わせた対面販売


そして、お店の方のやり取りも昔から変わりません。

どんな花火がいいだろうかと店内を見ていると、店主さんがにこにこと「どうされましたか?」と声をかけてくださいました。

事情を話すと「ああ、それなら予算を言ってくれたら選びますよ」とのこと。さすがプロ!とってもありがたいです♪

「時間をもたせたいなら手持ち花火がいいかな」、「あとこれなんかもね、おすすめなんですよ」と説明しながら、テキパキとひとかかえもある袋いっぱいに花火を詰めてくださいました。

このほっとするやり取りは、ネットで便利になった世の中においてもなお代えがたいものを感じます。


昔ながらの良さが生きる“まっちゃまち”。

この日も家族連れの方や、花火大会用にたくさんの花火を買い求めに来る方々で賑わっていました。

変わらないからこそ、子どもの頃に見た風景が目の前に蘇ります。

ぜひ一度、デジタルな日常の喧騒を離れて、昔懐かしい記憶を探しに“まっちゃまち”を訪れてみてはいかがでしょうか♪



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【参考URL】

大阪まっちゃまち筋商店街(松屋町筋

http://www.matuyamati.com